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3/5(Sat) HIROSHI WATANABE aka KAITO
3/5(Sat) HIROSHI WATANABE aka KAITO
Posted Date : 2016/01/28
HIROSHI WATANABE aka KAITO (Transmat / Kompakt)
ドイツ最大のエレクトロニック・レーベル
Kompakt
唯一の日本人アーティストとして
Kaito
名義の作品を発表する傍ら、ギリシャの
Klik Records
からも作品をリリースしている。
2002
年に制作した
Kaito
の
1st
アルバム『
Special Life
』に収録された「
Intension
」が
Francois K.
のミックス
CD
に収録されるなど瞬く間に大反響を呼び、
10
年以上が経過した現在も色褪せることのない名曲として語り継がれている。その後、
Kompakt
のコンピレーション・アルバムにも収録された表題曲を含む
2nd
アルバム『
Hundred Million Light Years
』を発表。この
2
枚のアルバムで一躍
Kaito
の名は世界中に浸透し、バルセロナの
Sonar Festival
などのビック・イベントでライヴを披露した。
Kaito
名義のオリジナル・アルバムでは常に対になるビートレス・アルバムも制作され、繊細かつ美しい旋律により幅広い音楽ファンに受け入れられている。
3rd
アルバム『
Trust
』に対しての『
Trust Less
』では更にアコースティックな要素も取り入れ、リスニング機能をより高めた作品となった。本名の
Hiroshi Watanabe
名義では自身最大のセールスを記録した
1st
アルバム
『
Genesis
』に続き、
2011
年に『
Sync Positive
』を発表。
タイトルが示す通り、リスナーを鼓舞させる渾身の作品となっている。またリミックスを機に交流を深めてきた曽我部恵一との異色コラボレーション・アルバム『
Life, Love
』ではメランコリックな音像と歌声が溶け合った叙情的なサウンドで新境地を切り拓いている。一方、ニューヨーク在住時代に出会ったグラフィック・デザイナー、
北原剛彦
との
ダウンテンポ・プロジェクト
Tread
では、シンプルで柔らかい上音と乾いたビートの融合を絶妙のバランスで確立し、ハウス、テクノ、ヒップ・ホップなどジャンルの壁を越えて多方面から注目を浴びることに。限定生産された
5
枚のアルバムと
4
枚の
EP
は
不変の価値を持つ名盤として知られている。
2013
年には
Kompakt
設立
20
周年を記念して制作された
2
枚組
DJ
ミックス『
Recontact
』を、更に
Kaito
名義としては
4
年振りとなるアルバム『
Until the End of Time
』を発表。新生
Kaito
とも言える壮大なサウンドスケープが描かれている。
2016
年初頭にはテクノ史に偉大な軌跡を刻んできたデトロイトのレーベル
Transmat
より
EP
『
Multiverse
』のリリースが決定している。主宰
Derrick May
の審美眼により極端に純度の高い楽曲のみがナンバリングされるため、近年はリリースそのものが限定的になっている中での出来事。さながら宇宙
に燦然と煌めく銀河のようなサウンドが躍動する作品となっており、
4
月には
EP
と同名のアルバムを発表することがアナウンスされている。歴史を創出してきた数多のレーベルを拠点に世界中へ作品を届け続ける
Hiroshi Watanabe
。日本人として前人未到の地へ歩みを進める
稀代の音楽家と言えるだろう。
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